「うちの子、どうやったらもう少し落ち着いてくれるのかな」「すぐに癇癪をおこして友達とうまく関われない。小学校が心配だな」「ちゃんと椅子に座っていられるようになってほしい」
子供が発達障害と診断されていたり、疑いがあると言われていたりすると、このように子供の”落ち着きのなさ”や”集中力のなさ”に悩む方もいるでしょう。特に、幼稚園や小学校などで集団生活をするようになると、発達障害に伴うさまざまな特性が心配の種になることが多いです。
集中力や落ち着きを改善させるためには、サプリメントが役に立つかもしれません。今回は、子供用のサプリメントである「こどものリパミンPS」をご紹介します。

「こどものリパミンPS」は落ち着きのなさを改善するためのサプリメント
「こどものリパミンPS」は、発達障害の補完代替治療の1つとして、つまり薬物治療や行動療法をサポートする位置づけのものとして、役に立つ可能性があると考えられています。
主成分は”ホスファチジルセリン”
ホスファチジルセリンは、元々体の中に存在する物質で、細胞膜の成分の1つです。認知機能の改善効果が期待できるかもしれない、ということで、機能性表示食品としても販売されています。
発達障害の子どもたちの”落ち着きのなさ”や”集中力のなさ”の原因の1つとして、脳内で”ドパミン・ノルアドレナリン”などの物質の量が少ないことが挙げられています。神経は脳内で網のように張り巡らされており、神経から神経へと”ドパミン・ノルアドレナリン”が伝わることで命令や情報が伝達されます。そのため、”ドパミン・ノルアドレナリン”の量が少ないと、神経から神経へ情報がうまく伝わらなくなってしまうのです。

発達障害の治療薬には、この”ドパミン・ノルアドレナリン”を直接的に増やす薬や、神経同士の連絡を改善する薬がありますが、副作用で食欲が落ちたり、眠くなったりしてしまうので、発達障害の子ども全員の体に合うわけではありません。お薬を使わずに対応している子どもも少なくありません。
ホスファチジルセリンを摂取することで、神経細胞から神経細胞へと”ドパミン・ノルアドレナリン”が伝わりやすいよう手助けすることができると考えられており、いくつかの研究も進行中です。また、「子どものリパミンPS」はAD/HDの症状の改善効果があるとして、特許も取得しています。(特許第3924455号)
特許を取得するきっかけになった研究は、AD/HDと診断されている36人の子どもたちを対象に行われたものです。リパミンPSを1日200mg(1日2個)、2ヶ月服用した子どもは、服用していない子どもと比べて、不注意・多動性・衝動性・ワーキングメモリーの項目が改善したという結果になりました。(参照:リパミンPSとは)
※ワーキングメモリーというのは、情報を取り入れ、整理し、優先順位をつけながら作業を進めたり、終わった情報を削除したり、といった情報処理の力のことです。人との会話や読み書き、学習などに使う力なので、働きが弱いと困ることがあります。
「こどものリパミンPS」は集中力や記憶力にも働きかけてくれるので、発達障害やその疑いのお子さんだけでなく、習い事や受験を頑張りたいお子さん、スポーツで成績を伸ばしたいお子さん等にもおすすめです。
7つの成分で総合的に落ち着きのなさにアプローチ
「こどものリパミンPS」は、落ち着きや集中のために必要な成分が7つ含まれています。

ホスファチジルセリン | 神経から神経へとドパミン・ノルアドレナリンが伝わるのをサポートする |
L-トリプトファン | セロトニンというホルモンの材料で、イライラを抑える効果がある |
L-チロシン | ドパミン・ノルアドレナリンの材料になる |
ビタミンB1 | 脳や神経を保護する |
ビタミンB6 | L-トリプトファンからセロトニンを、L-チロシンからドパミン・ノルアドレナリンを作るときに必要なビタミン |
ビタミンB12 | ノルアドレナリンからアドレナリンを作るときに必要なビタミン |
葉酸 | L-チロシンからドパミンを作るときに必要なビタミン |
7つの成分が互いに関わり合って、総合的に効果を発揮するように作られていますよ。
※カプセルタイプには、L-トリプトファンとL-チロシンが含まれていません。
「こどものリパミンPS」1個あたり、大豆3.3kg分ものホスファチジルセリンが含まれています。食べ物からこれだけの量を摂取するのは難しいですから、サプリメントで効率的にとれるのは嬉しいですね。
安心安全にこだわったサプリメント
お子さんに飲ませるためのサプリメントですから、品質にも気をつけたいものです。
「こどものリパミンPS」は、大豆由来のホスファチジルセリンを使用しています。ホスファチジルセリンは、以前は牛の脳から抽出するのが主流でしたが、大豆由来のものの方が安全だということがわかっています。
また、アメリカの食品安全局(FDA)から GRAS という認可を受けています。GRAS は、専門家によって安全が認められたものだけに与えられるものなので、「こどものリパミンPS」は安心の成分だけが含まれているということです。
「こどものリパミンPS」はラムネ風味で食べやすい

ホスファチジルセリンには少し苦味があるので、ラムネ味で食べやすいように工夫されています。
お菓子のような見た目をしているので、小さなお子さんでも抵抗なく食べられるでしょう。
ラムネ味がダメなお子さんや、お薬のような見た目に抵抗のないお子さんには、カプセルのタイプもあります。
1日1〜2個、おやつ感覚で食べるだけ
「こどものリパミンPS」には、1個あたりホスファチジルセリンが100mg含まれています。
様々な研究によって、1日200mg前後を継続してとると効果があるのではないか?ということがわかってきているので、1日に1〜2個ずつ食べてみましょう。噛んで食べられるお子さんなら何歳からでもOKですよ。
まだ上手に噛めないお子さんには、タブレットを細かく砕いてヨーグルトなどに混ぜて与えましょう。カプセルをあけて、中身を飲み物などに混ぜるやり方もできます。口コミでは、ほとんどの子どもはラムネ味のままで食べられているようですが、苦味をごまかすために、ジュースなど少し味の濃いものと混ぜている方もいました。
定価は1日あたり108円から!定期購入でお得に
定価は1袋30個入り、3240円です。毎週先着300名は初回半額のサービスがありますよ。
定期購入にすると、2回目以降は10%OFFの2916円になるそうです。公式サイトの他、楽天市場でも購入可能です。1袋で15〜30日分なので、決して安くはないお値段ですが、効果のほどはどうなのでしょうか?口コミを見てみましょう。
「こどものリパミンPS」の口コミをチェック!
味についての口コミは賛否両論のようです。発達障害のお子さんは味覚が鋭い場合もあるので、味が苦手な場合には、濃い味のものと混ぜて食べさせるか、カプセルタイプを選ぶと良さそうです。
偏食があるので不安でしたが、美味しいと言って食べています。
最初は美味しいと言って食べていたのですが、最近嫌がるようになってしまい、ヨーグルトに混ぜています。
ラムネというよりは、少し苦味のあるヨーグルトのような味です。
ラムネ食べてないよ、と声をかけると自分から食べてくれます。味は大丈夫そうです。
苦いようで、ジュースに混ぜてもバレてしまいました。
楽天市場のレビューより
効果については、ポジティブな口コミが多いようです。
習い事で、前よりも集中して椅子に座っていられるようになりました。
授業中に席を立って歩いたり、お友達と喧嘩してしまったりすることが減りました。
癇癪が減り、兄弟にも優しく接してくれるようになりました。
4袋目ですがあまり効果を感じられていないかな・・・
楽天市場のレビューより
お値段については、もう少し安くなると助かるという声が多いです。
効果はあるのですが、1日2個食べると半月しか持たないので少し高いかな。
値段がもう少し安ければもっと良いです。
お値段が安くなれば今後も続けたいです。
高いのがちょっと躊躇してしまいますが、効果は感じています。
楽天市場のレビューより

「こどものリパミンPS」のメリットやデメリットは?
「こどものリパミンPS」は、あくまでもサプリメントなので、発達障害の根本的な治療になるわけではありません。親御さんやお子さんが、メリットやデメリットを把握した上で納得し、症状改善のためのサポートとして使用するものです。
メリットは「子どもも親も気持ちが楽になる」こと
癇癪を起こしてしまう子どもも、それを叱る親も、どちらも辛い・もどかしい思いを抱えていることでしょう。
「こどものリパミンPS」をとることで、実際に症状を落ち着かせることができるかもしれませんし、「お守り」的な役割として子どもの心の支え、頑張る力になるかもしれません。
デメリットは価格が高いこと
研究でも、ホスファチジルセリンは1日200mgが効果的、継続することが大切と謳われていることから、ある程度大きくなったお子さんには1日2個が良いかと思いますが、そうなると1ヶ月あたり約6000円の出費になります。
効果があるとしても、なかなかの出費です。効果と価格のバランスを考えながら、効果がなければスッパリ止めることも必要かもしれません。研究は2ヶ月程度の継続で効果が期待できるという結果になっているので、まずは2ヶ月程度で効果を確認してみましょう。
<まとめ>
「こどものリパミンPS」は、ホスファチジルセリンという成分によって、こどもの落ち着きのなさや、集中力のなさを改善するためのサプリメントです。
落ち着いて座っていられるようになる、癇癪が減るなどの効果のほか、読み書きや算数など、学習面の向上も期待されています。少し高価ですが、口コミではおおむね高い評価を得ているようです。
発達障害の治療薬ではありませんが、治療のサポートとして、試してみるのも良いかもしれません。
Fabulous, what a blog it is! This weblog presents valuable data to us,
keep it up.