「食育ってどうやって取り入れたらいいのかな…」
子どもへの食育が大事だと知りつつも、どうすれば良いか悩みますよね。
食育のコツは楽しく学ぶこと。子どもの興味関心が高まるように工夫すれば、必要な情報を正しく伝えられるでしょう。この記事では、楽しく学べる食育本や、本を選ぶポイントをご紹介します。
食育本で健やかな毎日を!正しい食の知識は幸せに繋がる

食育の大切さや食を楽しく学ぶ方法についてまとめました。
- 食育は生きる力を育む
- 好奇心を刺激する食育本を選ぶ
- デジタル教材でさらに楽しく
- 選び方が分からないなら本の専門家に聞くのもあり
家庭でも食育を学び、心身ともに健康的な状態を目指しましょう。
食育は生きる力を育む
食育で得られるのは、生涯にわたって健やかに生きられる知識です。
- 食べ物を大切にする感謝の心
- バランスの良い食事を摂取できること
- 食事のマナーや協調性
- 心身の健康や食への知識
- 食文化や歴史の理解
とくに子どもにとっては、豊かな人間性を育てる基盤にもなるので、食育が重要になるわけです。
親子で一緒に食育に取り組みながら、少しずつ食への理解を深められると良いですね。
食育で重要なのは価値観を押しつけないこと。あくまで食育は子どもの自立的な思考や生き方を育むものであり、強要するものではありません。
個人を尊重し、さらには命のありがたみを感じる。これが食育の1つのあり方です。食を通じて親子で話し合い、お互いの成長を目的にすることが最適だと言えます。
子どもの好奇心を刺激しよう!食育本を選ぶポイント
食育本は子どもの発達度合いに合ったものを選びましょう。
子どもが理解できない内容で食育をすると、食が好きになるどころか嫌いになってしまいます。
年齢 | 食育のポイント | 読ませたい本の特徴 | 作品例 |
---|---|---|---|
3歳 | 食べることの楽しさを教える | 好奇心が満たせる | あーん (赤ちゃんからの絵本 -はじめての食育) |
4歳 | 簡単な食や健康の知識を教える | 簡単で短いストーリー性がある | ごはんのじかん (ポプラせかいの絵本) |
5〜6歳 | 具体的な食の知識を教える | 複雑で長いストーリー性がある | めくってなるほど! しかけえほん たべものなにからできている? |
3歳ごろは食べ物に興味を持ってもらえるような本を選ぶことが大切です。4歳以降になると、簡単な内容を理解できるようになります。
上記のような目安を参考にしながら、子どもや家庭の状況に合わせて、ゆっくりと食育を進めましょう。
選べない…を解決!専門家が選ぶ本のサブスク
「どの本がいいかな…」と悩んだときは、いろや商店くらぶが運営する本・おもちゃの定期購読サービスが最適です。
専門家がお子さまの成長や発達状況に合った本を選んで届けてくれます。
いろや商店くらぶは、赤ちゃん・子供の好きなこと、今好きな遊び、してみたい遊び、興味のあること・学びたいことなど、店長がお客様と一緒にお話をしながら、赤ちゃん・子供の個性・成長・発達の状況に応じ、遊び方も交えておもちゃ・絵本・図鑑を定期的にお届けします。
本選びをすべてお任せしたい場合は、定期購読サービスの利用も1つの手です。要らなくなった本は引き取ってくれるので、成長に合わせた食育がしやすいですよ。
デジタル教材でさらに楽しく
食育本のほかに無料のデジタル教材も活用すれば、食に関する知識を効率良く身につけられるでしょう。
例えばマクドナルドが提供する食育教材は「ボナとペティの事件簿」というアニメを見ながら、子どもと一緒に解決策を考える仕様になっています。

小学生向けの教材なので、幼児には少し難しい内容ですが、食への興味を抱かせるには最適です。
ゲーム感覚で親子一緒に進めていけば、楽しみながら学べますよ。詳しい内容は「食育の時間プラス」をご覧ください。
子どもに読ませたい食育本5選
ここでは、面白い仕掛けが満載の絵本を5冊ご紹介します。
- 【0〜2歳向け】いただきますあそび
- 【1〜3歳向け】ふたをぱかっ (あけてびっくりしかけえほん)
- 【2〜6歳向け】えいようってなぁに?
- 【3〜5歳向け】めくってなるほど! しかけえほん たべものなにからできている?
- 【6〜7歳向け】たべるのだいすき!―みんなげんき
- 【小・中学生向け】こども栄養素えほん 第1巻 3大栄養素 ―からだをつくり、からだを動かす
子どもが食に興味を持つためには、楽しい内容の食育本を選ぶように心がけましょう。
①いただきますあそび

Amazon価格 | 748円 |
対象年齢 | 0〜2歳向け |
「いただきます」や「ごちそうさま」などの食事マナーを覚えられる絵本です。
ねこのミケが「いただきまーす!」と言いながら、サンドイッチをパクリ。読み聞かせの絵本ではなく、一緒に遊べるおもちゃのように楽しめます。
2才児の食事の導入に為に購入しました。楽しい絵本で、頂きますが言えるようになりました。ありがとうございました。
引用元:Amazonレビュー
離乳食が始まる前に読み始めた絵本です!
だんだん読んでいくうちに、娘の反応も良くなって、今では笑顔で見てくれます。
引用元:Amazonレビュー
子どもの反応が良いので、食に興味を持ち始める時期に読ませると、自然にマナーを身につけられそうです。
②ふたをぱかっ (あけてびっくりしかけえほん)

Amazon価格 | 1,210円 |
対象年齢 | 1〜3歳向け |
食べ物に興味を持つきっかけ作りに最適な仕掛け絵本。脳のワーキングメモリと呼ばれる記憶力や考える力を鍛えられるメリットも。
子どもが好きな食べ物が出てくると思わず「ぱぁっ」と笑顔になります。鍋の中身を当てるゲームで一緒に盛りあがれますよ。
本の材質は丈夫な雰囲気です。5歳児も3歳児も一緒に楽しめる本です。
ちょっとしたごっこ遊びしながら、楽しく読み聞かせできます。
引用元:Amazonレビュー
2歳でまだ発語がない息子。絵本はもともと大好きなんですが、この絵本を買ってから毎日朝から晩まで何度も私のところへ持ってくるので一日5回は読みきかせています。お鍋の具の指差しもするようになりました。本の材質は丈夫な雰囲気です。
5歳児も3歳児も一緒に楽しめる本です。
ちょっとしたごっこ遊びしながら、楽しく読み聞かせできます。
引用元:Amazonレビュー
盛り上がる要素があるので、親子一緒に楽しめる1冊と言えますね。
③めくってなるほど! しかけえほん たべものなにからできている?

Amazon価格 | 1,232円 |
対象年齢 | 3〜5歳向け |
食べ物がなにからできているかを学べる絵本です。ダイナミックな仕掛けで小さなお子さまにピッタリな人気シリーズ。
登場する食品は、ソフトクリーム、パン、せんべいなど全10種類あります。
愛らしい動物が子どもの好奇心を刺激してくれるので、本に興味を持ってもらいやすいですよ。
食育にぴったり。繰り返し楽しく見ています
引用元:Amazonレビュー
自分で読むー!と言って楽しそうに本をめくっています。一緒に読めて楽しいです
引用元:ミーテ
人気シリーズで、口コミも高評価。子どもが自発的に読んでくれるなら、効率良く食育ができるでしょう。
④たべるのだいすき!―みんなげんき

Amazon価格 | 1,430円 |
対象年齢 | 6〜7歳以上向け |
人間が生きていくためには何が必要かを学ぶ絵本です。一見難しい内容ですが、元気の源を色分けしながら、楽しく食の大切を理解できます。
赤・黄・緑・白の4色に色分けされたシリーズも販売中です。
まさかとおもったけど、娘は本当に食べようという姿勢になりました。
本当に野菜嫌いだけど、少しずつがんばってます。本当、この本のおかげ!
げんきっずお気に入りです。
ちなみにウンチの話しになると、キャーキャー恥ずかしがります(笑)。
引用元:Amazonレビュー
子どもたちに分かりやすく、食べ物と体の関係が説明してあり、仕事で使っています。子どもたちも、とても興味をもって見ていますよ。
引用元:Amazonレビュー
6〜7歳ともなれば、難しい内容も理解できるようになります。小学校入学前に好き嫌いを無くしておきたいお子さまにも最適ですね。
⑤こども栄養素えほん 第1巻 3大栄養素 ―からだをつくり、からだを動かす

Amazon価格 | 2,640円 |
対象年齢 | 小学校低学年〜中学生向け |
人間の身体を作る「炭水化物」「脂質」「タンパク質」の3つの役割を学べる絵本です。
個性豊かなキャラクターが子どもにもわかりやすく解説しているので、楽しみながら栄養学を理解できます。
手作りバターの作り方や、栄養素ごとの胃の中に留まる長さなど、この年で初めて知ったこともいくつか。タイトルにえほんとあり、絵は多いですが、文字も多いです。
引用元:読書メーター
「3大栄養素」について。どういう働きをするのか、なぜ摂取しなければならないのか、非常にわかりやすく解説している。
不足するとどうなるか、摂りすぎるとどうなるかにもちゃんと触れる。食べ物で自分の体ができていることが大変よくわかる。
引用元:読書メーター
子どもはもちろん、大人でも新しい発見があるようです。栄養学の入門書として利用してはいかがでしょうか。
大人が読んでおきたい食育本5選
続いて、大人が読んでおきたい食育本を5冊ご紹介します。
- 毎日の保育をサポート! 食育ガイド&おたよりデータ集
- 子どもがパクパク食べる! 魔法のおうちごはん
- 一生役立つ きちんとわかる栄養学
- WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学
- 科学的に正しい 食品の大百科
インターネットにも食事や栄養に関する情報はありますが、体系的に学ぶには本が最適です。
子どもに正しい食育をおこなうためにも、知識をつけましょう。
①毎日の保育をサポート! 食育ガイド&おたよりデータ集

Amazon価格 | 2,310円 |
こんな方に最適 | 幼児期の食育のすべてを知りたい |
幼児期に必要な食育の方法が分かるアイデア本です。
年齢や月齢別の発達状況や食育計画の立て方が書かれているため、そのままご自宅の食育に活用できます。
さらにアレルギーや偏食の対応方法までも細かく解説。困ったときのサポートにも最適です。
お便り例文、イラスト、食育計画書や食育の実例など様々な事が網羅されており、とても助かる一冊だと思います。タイトル通りサポートしてくれます。
引用元:Amazonレビュー
離給食室で働きだしたので、勉強のためにと思い購入。食育についてや、毎日給食を食べている子どもたちの年令ごとの解説など、現場役にたつ内容ばかり。
カラーページも多くて大変みやすく、イラストも可愛いし、付いているデータも使いやすそう!本当に買って良かった!
引用元:Amazonレビュー
口コミから分かるように、幼児期の食事はこれ一冊でカバーできそうですね。
②子どもがパクパク食べる! 魔法のおうちごはん

Amazon価格 | 1,430円 |
こんな方に最適 | 子どもの献立に悩んでいる |
1歳半〜5歳までの幼児食のレシピが書かれている本です。
YouTubeで大人気の管理栄養士が子どもに人気のメニューを95品公開しています。
「好き嫌いがある」「あまりたべられない」などの悩みにも対応。子どもの食事に悩んでいる方にとっておきの一冊です。
結論!子どもがパクパク食べる調理の説明がわかりやすく、すぐに実行出来る良書である。
本書を購入される前に著者がどのように調理をされているのかを、紹介しているYouTube動画を見ていただきたい。
引用元:Amazonレビュー
どうすれば美味しくできるのか、日持ちするのか冷凍できるのか、栄養価はどうなのか等、丁寧に記載されていますが、手間のかかるものばかり。
時間があって、料理にこだわりたい人には向いてると思います。
引用元:Amazonレビュー
口コミによると、凝ったレシピが多いようです。
とはいえ、毎日の献立に悩む必要が無くなるので、育児の時間短縮にも繋がるでしょう。
③一生役立つ きちんとわかる栄養学

Amazon価格 | 1,540円 |
こんな方に最適 | 栄養学の基礎から応用まで幅広く学びたい |
栄養の知識や健康について網羅されている図解本。
マンガやイラストを多用して解説されているので、初心者でも深い知識を定着させられます。
ミネラルとは?腎臓の働きって?など、毎日の食事に活かせる情報もたっぷりです。
その道のプロが見たら、物足りないボリュームだと思いますが一般的な超初心者が見ると大満足なボリュームです。そこから派生して調べていくと学びが広がっていきます。
とても楽しく読みやすいです。
引用元:Amazonレビュー
大切な一冊になりました。毎日寝る前に少しづつ読んでいます。参考事項も多かったです。何気に知っていたつもりの知識は、自画自賛でした。
しっかり学び 旬の食材で家族の健康をサポートしたいです。
引用元:Amazonレビュー
日常に活かせる要素が多いようなので、すぐに実践したい人にもピッタリです。
④WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学

Amazon価格 | 2,750円 |
こんな方に最適 | 最先端の栄養学を学んで体質を改善したい |
日本人の健康を最先端の栄養学を基に解説したベストセラー本。
私たちの健康を決定づけるのもは何か、そして何を食べると身体を改善させられるのか。それらの仕組みを深く理解できます。
世界で最も影響力のある栄養学者が書いているので、これまでの常識を覆すような発見があるかもしれません。
待ちに待った T・コリン・キャンベル博士による人々を健康へと導く渾身の一冊が日本語に!!日本人の健康と医学に対する常識を根底から覆す必読の書です。
50年以上にわたる「食べ物と栄養が健康に与える複雑な影響」についての実証研究などびっくりする内容ばかりでした。
引用元:Amazonレビュー
この本を読んで、まず3つのことに驚いた。
1.牛乳は毒だ
2.肉は発がん性物質だ
3.全米の死因第3位は医療だ
まず試しに、牛乳・乳製品をやめてみた。そうすると胃腸の調子が良くなった。
引用元:Amazonレビュー
本の内容を実践して体質が改善したという口コミがありました。すでに健康の知識がある人でも楽しめそうです。
⑤科学的に正しい 食品の大百科

Amazon価格 | 1,980円 |
こんな方に最適 | 身近な食品の情報を知りたい |
身近な食品の情報が書かれている本です。
食事をより美味しく食べるコツ、食材の賢い選び方など実生活にすぐに役立てられます。
日常では当たり前と思われがちな疑問について、数値や化学式を使って科学的に解説。
科学というと難しく、抵抗を感じる方も多いはず。でも、漢字にはフリガナもあり文章も読みやすく、サクサク読み進められました。
引用元:Amazonレビュー
穀物、お肉、刺身、卵、野菜、発酵食品や、飲み物、コーヒー、ヨーグルト、また、お菓子、チョコレート、調味料などの幅広い食品に関して、最新の科学的見地から、健康に良いものと悪いものをわかりやすく説明していて、大変読みやすい。
引用元:Amazonレビュー
身近なあらゆる食品の情報が書かれているので、困ったときの辞書代わりに使えそうですね。
まとめ
このページでは、読んでおきたい食育本10選や家庭でより楽しく学べる方法などを紹介しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 食育は楽しむことが大切
- 本は子どもの成長に合ったものを選ぼう
- 迷ったときは本の専門家に相談
- デジタル教材でより楽しく学ぶ
- 正しい食育のためには知識が必要
食育本を選ぶポイントは、子どもの発達度合いに合ったものを選ぶこと。
興味関心が高まるような工夫をすれば、子どもに食育を伝えやすくなります。
食育をあまり難しく考えず、まずは食に興味を持たせることから始めると良いかもしれませんね。
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